【あおいタクシー】から、ちょっとお知らせ
昨日は、下地処理についてお話ししました。
今日は、実際のコーティングについてお話しします。
コーティングには、大きく2つの目的があります。
1つは撥水が代表的ではありますが、ボディに着いた水を出来るだけ残さず
落としてしまおうと言う目的。他にも疎水と言うものもあります。
もう1つの目的は、ボディをトロトロ、テカテカの美しい状態にする。
以前は、トロトロ、テカテカにするにはワックスと言うのが常識でしたが
ワックスはもちが悪く頻繫に施工しなければならず、面倒だと感じる方も多かったことでしょう。
近年、コーティング剤も撥水をより強力に、同時に輝き度を更に、そして効果の持続性
と言ったところが、かなり進歩してきました。
弊社で主にご提供いたしますAプラン、Bプラン共に疎水と撥水両方の
特徴を合わせ持つものとなっております。
ボディ表面にミクロン単位の樹脂を塗布しボディの塗装を守るのが本来の目的ではありますが
いかんせん硬い樹脂も、ブラシでこすったりホコリが着いたまま拭き取ったりすれば
樹脂表面に傷が付いてしまいます。丁寧に扱って頂ければ
(洗車には柔らかいスポンジ、ふき取りはマイクロファイバータオル等)
コーティング樹脂自体は半年ほどもちます。
撥水の効果はコーティング樹脂表面に汚れが着くだけでも薄れますが、洗車すれば復活します。
しかし、紫外線や熱、走れば空気中のホコリがコーティング樹脂表面を痛めつけるので
3か月程で効果は薄れてくるでしょう。但し、コーティング自体はボディ表面に残っているので
塗装は守られています。
なので撥水の効果を持続させたい方は3ヶ月以内、ボディを守りたい方は半年以内に
コーティングさせて頂ければ、お客様の満足度も満たされると思います。
先程、洗車する際の注意点に軽く触れましたが、撥水コーティングは、
「コーティングしたから、何もしなくて良いよね?」
でもないと言うことを是非知っておいていただきたいのです。
ボディ表面に水滴が残っている状態(特にボンネット、ルーフ)で、放置してしまうと
イオンデポジットと言う水滴の形に白い輪っか状のシミができやすくなります。
雨も水道水も地下水も純粋なH₂Oつまり純水ではなく、必ず不純物を含んでいます。
乾く過程でその不純物が表面にこびりつくことで白い輪っか状のシミを形成するのです。
もう1つ厄介なのが、水滴がレンズ効果をもたらしボディを焼くと言う現象です。
どちらも、洗車の時には乾く前に水滴を拭き取れば起こりません。
問題は雨上がりにどうするかです。
雨が降る度に洗車するなんて面倒ですよね? そんな時は、ホースでもバケツでも良いので
水をバンバンかけてチョット走ってくるだけでもある程度防げます。 ホントは
雨が降る度に洗車するのが理想ですけどね。
なので、弊社では¥800で洗車を随時承ります。
そして、そんな煩わしさの少ない【親水コーティング】なるものも、ご用意しております。
【親水コーティング】に関しては、また次回にお伝えします。